小橋川製陶所 仁王窯

小橋川製陶所 仁王窯

(コバシカワセイトウショ ニオウガマ)

沖縄の焼き物は、五百年前、南方地域より陶法が伝えられたのが最初で、それ以来、薩摩による統治をきっかけに、朝鮮、中国、薩摩からそれぞれの技法が伝えられ、それらが融合して、型・図柄・色彩・釉等に多様性を生じ壺屋焼の基礎をつくりあげたものです。西暦一六八二年、各地の陶業は壺屋に移され現代陶芸の基となりました。
小橋川製陶所仁王窯さんは、その壺屋に窯を築き、約三百年にわたり業を維(つな)いでいます。現在は、窯元二代目仁王の遺志を継いで、民藝の復興に力をささげ、特に赤絵の研究に努力されています。

[ プロフィール ]
1957年 兵庫県に生まれる
2005年 小橋川製陶所(仁王窯)に入所、沖展入選(2006年、2015年)
2006年 沖縄県工芸公募展入選(2007年~2015 年)、現代沖縄陶芸展入選(2008
年)、壺屋陶器まつり若手公募展奨励賞
2007年 現代沖縄陶芸展奨励賞、壺屋陶器まつり若手公募展金賞
2009年 全国伝統的工芸品公募展入賞
2014年 「那覇市観光功労者」受賞
2015年 「沖縄工芸士」に認定授与

[ 工房の風景 ]

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